ロハスな情報:熊野古道

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     熊野古道の心理的効果──────────────────────────────────>

先日、和歌山県などが主体になって実施した「熊野がもたらす心理的効果に
関する調査」に関する研究報告が行われました。

この調査は、熊野に行き、熊野古道を歩くことで、価値観、人生観にどのような
変化をもたらすのかについて、心理学的手法(質問紙法及びインタビュー)を用
いて、変化を分析、考察を加えたものです。

具体的には、1泊2日の熊野旅行を体験した熊野旅行群(首都圏在住の40歳〜50
歳代夫婦16組32名)と何もしなかった統制群(首都圏在住の40歳〜50歳代夫婦14
組28名)を比較するという内容です。

私もこの調査の一環として、熊野と東京でこのご夫婦を対象にロハスについての
セミナーを行い、熊野古道もご一緒に歩きました。

語り部の方の話を聞きながらの7キロ近くのウォーキング、実にリフレッシュで
きる経験をさせて頂きました。当日は雨模様でしたが、雨の熊野古道もとても神
秘的でした。以前そのレポートをBLOGに書きました。

http://blog.lohas-life.jp/?eid=432566


この調査の結果、以下のような効果が認められました。

○熊野旅行群は充実感、ポジティブな気分の変化が見られた
○熊野旅行群のなかでも特に上記気分の変化が見られたグループ(気分上昇群)
 には、
  ・困難に対する精神的な強さ、他者に対する許容的姿勢が向上
  ・過去と未来とのつながり感、次世代につなぐための社会に対する
   貢献意識などの高まり 
  
 が確認された。一方、楽観度は特に変化がみられなかった。

■考察:熊野での体験は、一時的な「リフレッシュ」「気分転換」だけでなく、
より心の深い部分に働きかけ、人生の根源的な部分の認知、特に自然との一体感、
世代継承の意識にプラスの影響が強いと考えられる。

実際、熊野古道を歩いていると、自然へのレスペクトの気持ちが沸いてきました。
また、いにしえの人の残した痕跡から、歴史や時間の流れを感じつつ、タイプ
スリップしたような不思議な気分も味わいました。

16年度の調査では、熊野古道を歩くと免疫力がアップする、という結果も
出ているので、ココロにもカラダにも効く、まさにロハスなウォーキングですね。

「ビジョン・クエスト」という言葉があります。大自然のなかで、
人生に必要なビジョン(=メッセージ・答)を受け取る旅をあらわします。

もともとは、ネイティブ・アメリカンに伝わる成人を迎えるための通過儀礼で、
大自然の中を何日もの間、たったひとりで何も食べずに、ひたすらさ迷い歩き
続け、その極限状態のなか、心のなかにビジョンを受け取り、これからの人生の
方向性や悟りに近いものを見出せたときに初めて、成人になることが認められる
のというものがあります。

この考え方をベースに、大自然の中でスピリチュアルな自分探しをすることが
一般的に「ビジョン・クエスト」と呼ばれています。ワークショップなどもあり
ますが、熊野古道を歩くことで、人生に想いを馳せることはまさにビジョン・
クエスト的だということができると思います。

今度はじっくり時間をかけて、熊野古道を歩いてみたいと思っています。
夏休みにでも行ってみようかな、悟りを開きに…

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出典:いきいきロハスライフ!  
●発行人:イデトシカズ
●WEBサイト: http://lohas-life.jp/
●メール: http://lohas-life.jp/feedback.html
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posted by cocoro潤 at 10:38 | ロハスなトピックス
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